5月19日
どこかで一度いいたいセリフ「この犬神憑きめ!」
書いた言葉は里子に出る。
自分の匂いって惨めになる。
自分の肉体を信じていた頃もあった。鼓動を親しい友のように思っていた。それは、故郷を自分が生まれた場所だと信じることだ。今では自分が、諦めと怯えのぶつかりきしむ音にすぎないと知っている。
遠いところで落ちる涙も、僕の口元を伝う血も一緒。
空っぽの心を、誰かに届けたい想いと言葉だけで埋めていく。夜中にわめくできそこないの人形。
言いたいことが落ち着いたときに不安になるのは悪い癖だ
「乳児(infant)という語はラテン語に由来していて、"話すことができない"を意味するけれど、あなたはただひとつ、"苦しい"だけは完璧に言うことができて、倦まず、ためらわずそれを言う。」
「変な匂いがする」体臭怖い
人が話すのばっかり待ってる。待ち切れずいつも口を開いてる。
薬色の陽光、身を震わす者もいない完全な静寂。この静謐に自分が関与していると思いたいあさましい私。
望みばっかりありすぎて身動きもできないよ。着替えは今日もゆっくり。
彼女が流す涙、四つ辻の急ブレーキの音。暇な午後の市役所の待合室。コップに溶かした薬の粉末。聞こえない声を聞く。新宿は遠い。
いびつにしてしまいたい、ビルの上の太陽。
優しい人達が僕を待ってくれてると思うと、泣きそう。ハグしたいキスしたい。
うふふ、ありがとう。大好き!
非常階段に烏と巣ごもりしたい。
おかしな音を聴き続けてないとおかしくなる
昼休みに一人講堂裏で、給水管からにじんだ水が集まって水滴になって滴り落ちるぴちんという音を大切にしたいと思っていた頃。
こういう人だったんだって失望されるなら、一番最初に全部済ませておきたい。
紙コップに注げる程度の幸せ
サブカル全開の人怖い
バランスの悪くないもの見てられない…
草笛の草みたいにいつも振動している気がする。びびびびびび
人類が全部少年少女になっちゃえばいい