4月29日

一番最初を嘘で初めてしまった。それでも誠実でいたいだなんて、お互いの首元にだらしなく絡めあって、どちらがどちらの偽物なのか分からなくなってしまった。


ベッドの外、青い空と青い湖で、走るのにも憎むのにも広すぎて、やっぱり君が必要だった。


足首まで濡らして、駆けた。