4月27日

消えた後でならこちらに来てもいいよ、と、指先で磨り潰した。唇に復讐したかった。


撃ちまくった空の弾丸がそのまま紙の裏の落書を居抜いているだけだ。


ひどいことがしたいのにできない。


1から10まで揃っているならその順番はどうでもいいなと思っていたりする。1が生まれるで2が友達が出来るで9が病気で両目を失うで、それでも1の次が9でいいのかな。友達の顔が見れなくてもいいのかな。どうでもいい。


分からない。僕が不純なのか、君が不純なのか。もちろん僕は濁っているが、どうして君は笑っているのだ?


幸せになったら消えちゃう?