ピザのお持ち帰りの箱は、シンプルなほど好き。
思い出に残るようなことをしたいと思う時、不幸を願っている。
「大好きー」とか「しあわせ」とか「ぎゅっ」とかしゃべる人形を、母が抱いてるのを見ると、とんでもないものを見てしまった気になる。
これいいよ!って言ったものを簡単に「うーん、あんま好きじゃないな」って言ってもらえると嬉しい。
越えるよりも存在を認めるまでが苦しいというか、認めたらばもう越えたも同然だと思っているけれど、そう言ってはいけない何かがある気がする。
越える為に飲み込んだガラスの破片は、抱き締める時に指先から突き出るか?