4月18日

季節が変わるたびに思い出す事が増えてきて取り留めもない。こんなに色んな事に人の事を重ねる事が出来るなんて思わなかった。


昼と夜の境目の学校に行きたい、今さら。


嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だから、そいつを滅茶苦茶に引き裂いてやるのが楽しい。


もう癒えたかなと見てみたら、相変わらずびゅーびゅー血が吹き出ていたので、もう一つ突き刺して逃げた。早く癒えて欲しい、痛いのは嫌だ。


目覚めかけに思い出したくないな。代わりに堅いパンでも齧っている方がいいな。


どうにかしてまた誰の事も好きになれない人間に戻る方法はないかと、こっそり探っている時があるみたいだ。知らなかったな。見つけてもそうする気はないんだろうに、馬鹿な手慰みだ。


命が泣いてた。


田圃脇の電信柱に虫柱が出来ていた。しばらく遊んでから離れたら、虫が体の周りに着いてきた。虫が懐くとは知らなかったな。


何を見たり聞いたりしても飛び込んできた物が自分の中で、あたり構わずガシャガシャ割りながら跳ね回ってしまうから、何も出来ずぼんやりしている以外無いような時が、弟達にもあるって想像出来ない。


ブレイクの描いたニュートンって、ニュートンへの批判だったのですか?世界を解明しながら深海の岩に獲り込まれるだなんて、科学者として最上の喜びに近いと思えるのですが。


「貴方が生まれてくれて良かった、色々あったけれど貴方と会う為に生きてきたのだと思うわ、貴方を愛しているわ。」
「お母様、僕は僕を愛さない貴女が好きだな。」


全く愛していなくてごめんなさい、貴方の死体の上でもダンスを踊れてしまいます、そんな自分に傷ついています、って言わなくて良かった。


要らない感情の無限ぷちぷち。(え、要らない感情ってあるの?)


もう何もかもが無理だ、でもそんなの最初からそうだったんだ、だから今もやる事なんて一緒だ。それに、今言った全部嘘だ。