3月13日

自分は全部捨てたり捨てられたりしてしまったけれど、人からもらったものが残っていた。これもまたいつか人にあげてしまうんだろうか。綺麗だから持っていたいよ。


理想も信念も決意も誠意も良心も自信も自覚も全部、会えない人達がくれた。揺り籠から拾って今も持っているのは夜空が好きだという気持ちだけで、でもこの気持ちは誰が想っているんだろう。こんなものだけ未練たらしくずっと持っていて、今でも捨てる気になれないなんて、みっともない生き物だ自分は。


身内の空ろに触れているのに、どうしてこれほど愛しさが募るのか。何かをきっと無視してるんだ、気づけ気づけと誰かが呼んでくれてるんだ。


唐突にジンジャーエールに涙を誘われそうになった。不意打ち。この無駄になってしまった記憶では嫌だ。ちゃんと生かしてから、泣いてやる。


ずっと同じように苦しい。弱音を吐きたくないとかそんな事より、どんな言い方をしても足らないから言いたくないのだけれど、ずっと同じように苦しい。


もし今のこれが楽になったら、人を全く信じなくなる気がする。人を信じたことなんてないけれど、信じてみたい。でも苦しくて苦しくて、どうしていいか分からない。信じたい。


希望はずっとあります。どんな時も諦める事がありません。いつでも笑えます。そういう風に生まれたみたいです。絶望出来たら楽なのにね、と思う事も出来ません。自信ありますよ!