10月29日

忘れる事もないし、思い出にもしたくない。これは今にしておきたい。自分にも今、何かがあるだなんて、何て素晴らしいのだろう。


大切な人が汚されたり、彼女を失ったり、五年も自分の肉体を彼女に刻ませてあげ続けた末、いつも楽しそうに乾いてしまった君が、「体が動くのはいいよ。誰かと関われば、何かがあるよ」と言った時だけ初めて温かかった。ああ、僕達にはそれしか無いんだな。それだけだけど、まだ残ってるんだな。


祈りも願いも棲めない処にも、何かの力を感じる時はある。


「僕はまだ中二病で、世界を救いたいし、何もしたくないし、モスバーガーは好きだし、コンビニも好きだよ」と言って当たり前にスルーしてもらった。


大丈夫、絶対何かある。